曲の BPM を調べる方法
拍に合わせてタップし、信頼度を読み、÷2 と ×2 でテンポを確定する
タップ・テンポの仕組み
タップ・テンポは、曲の速さを知るいちばん簡単な方法です。曲を聴きながら、拍に合わせてボタンをタップするだけです。ツールは各タップの間隔を測り、その平均から 1 分間の拍数(BPM)でテンポを求めます。 タップの回数が多いほど結果は正確になります。3〜4 回で最初の値が表示されますが、信頼できる測定には 8〜10 回以上を目指してください。そこまで来ると統計的な平均が安定し、信頼度の表示が「高」になります。
表示の下にある信頼度は「低」「中」「高」の 3 段階です。「低」はタップが足りないか、間隔にばらつきがあることを意味します。「高」は信頼できる BPM を出せるだけの一定したデータがそろったことを意味します。外れ値のフィルターは平均から大きく外れた誤ったタップを自動的に取り除くため、1 回の失敗で測定が台無しになることはありません。
正確にタップするためのヒント
正確な BPM を得る鍵は、曲のいちばん強い拍でタップすることです。ポップ、ロック、ダンスミュージックの多くでは、それは 4分の4拍子の 1 拍目と 3 拍目に置かれるバスドラムです。間隔は同じなので、スネアドラム(2 拍目と 4 拍目)でタップしても構いません。 タップを始める前に、4〜8 拍ほど聴いてリズムをつかんでください。シンコペーションや変わったリズムパターンの曲では、とくに大切です。
測定の間は同じ指または同じ手を使ってください。手を替えると、わずかなタイミングの差が生まれます。何回タップしても数値が安定しない場合は、拍から外れてタップしている可能性があります。そのときはリセットボタンを押してやり直してください。タップを続けて平均が直るのを待つよりも、やり直すほうが速いことが多いです。
BPM の半分と 2 倍
ジャンルによっては、実際の半分または倍の速さに感じられるリズムが強く出て、体感とずれることがあります。たとえばヒップホップやダブステップでは、4 拍のうち 3 拍目だけにスネアドラムが入るパターンがよく使われます。そのため、曲は実際より遅く感じられます。 ダブステップの曲に合わせてタップすると、70 BPM 前後になることがあります。しかしハイハットなどの要素はスネアドラムの 2 倍の速さで動いているため、実際のテンポは 140 BPM です。この場合は「×2」を押して 70 を 140 に直します。
逆の場合も同じです。2 拍目と 4 拍目が強い非常に速い曲では、意図されたテンポの 2 倍でタップしてしまうことがあります。130 前後を予想していたのに 260 BPM と出たら、「÷2」を押して半分にしてください。「÷2」と「×2」は、曲を最初から測り直さずに済む手早い補正です。
ジャンル表で確かめる
BPM がわかったら、ツールのページを下にたどってジャンルの参照表を見てください。20 の音楽ジャンルについて、テンポの一般的な範囲を示しています。聴いている曲のジャンルの範囲に収まっていれば、結果は正しいと考えてよいでしょう。 たとえば 128 BPM と測れて、その曲がハウスなら、表はハウスがおおむね 115〜130 BPM であることを示します。数値はぴたりと収まります。ジャンルに対して高すぎる、あるいは低すぎると感じたら、「÷2」や「×2」で直してください。
正確な BPM がわかれば、同じテンポのメトロノームで練習できます。曲を耳で覚える演奏者にはとくに役立ちます。見つけた BPM をメトロノームに設定し、メトロノームなしでも保てるようになるまで合わせて演奏してください。