DTMF トーン ジェネレーター

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ITU-T 勧告 Q.23 が定める周波数の割り当てで、本物の DTMF 二周波信号を生成します。キーを押すか、シーケンスを入力するか、下の周波数表をご覧ください。

—
シーケンスのダイヤル:
音量
シーケンスと時間
120 ms
60 ms
500 ms
0 dB
0 %
北米の電話網の可聴音
5 s
音声の解析
# 記号 開始 (ms) 長さ (ms) 低群 (Hz) 高群 (Hz) Twist SN比 (dB) 結果

レベルはデジタル値 (dBFS) です。ブラウザーの音声には校正された電気的レベルがないため、結果は選んだ条件の範囲に入っているかを示すもので、正式な適合性ではありません。時間の分解能は約 5 ms です。音声はブラウザーの中に留まります。

VoIP のシステムは通常、キー操作を可聴音ではなく RTP テレフォンイベント (RFC 4733) として運びます。記号ごとに番号付きのイベントが送られ (コード 0~15 が 16 種類の DTMF 記号に対応)、トーンは相手側で作り直されます。下の表は各記号とイベント コードの対応です。

記号 イベント コード 記号 イベント コード

このブラウザーで音を鳴らしても、通話に RTP イベントが入るわけではありません。この表はキャプチャを読むときや VoIP 機器を設定するときの参照用です。

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DTMF 周波数表

DTMF のキーはそれぞれ、ITU-T 勧告 Q.23 が定めるとおりに、低群 (行) から 1 つと高群 (列) から 1 つの正弦波を同時に出します。キーを押すと上のジェネレーターに読み込まれます。

1209 Hz 1336 Hz 1477 Hz 1633 Hz
697 Hz 1 2ABC 3DEF A
770 Hz 4GHI 5JKL 6MNO B
852 Hz 7PQRS 8TUV 9WXYZ C
941 Hz * 0+ # D

出典: ITU-T 勧告 Q.23 — 押しボタン式電話機の技術的特性

このツールについて

DTMF トーン ジェネレーターは、押しボタン式電話機が使う本物の二周波信号を生成する対話式のツールです。16 個のキー (0-9、*、#、A-D) はそれぞれ、ITU-T 勧告 Q.23 が定めるとおりに 2 つの正弦波を同時に鳴らします。 DTMF は、ダイヤル式電話機のダイヤルパルスに代わる方式として、1960 年代の初めにベル電話研究所で開発されました。各数字を別々の周波数群から取った 同時に鳴る 2 つのトーンとして符号化するため、信号は声の干渉に強く、電話交換機で復号しやすくなっています。行の 4 つの周波数 (697、770、852、941 Hz) と列の 4 つの周波数 (1209、1336、1477、1633 Hz) は、どれも互いの倍音にならないように選ばれています。

DTMF のしくみ

DTMF は 4×4 の周波数のマトリックスを使います。行の 4 つの周波数 (697、770、852、941 Hz) と列の 4 つの周波数 (1209、1336、1477、1633 Hz) が 16 通りの組み合わせを作ります。キーを押すと、電話機はその行と列の周波数を同時に出します。 これらの周波数は、どれも互いの倍音 (整数倍) にならないように選ばれており、声や音楽による誤検出を防ぎます。受信側はバンドパスフィルターで 2 つのトーンを分け (デジタル機器では Goertzel アルゴリズム)、どのキーが押されたかを判定します。時間の条件は電話網ごとに定められています。ITU-T Q.24 が挙げる受信器は 40 ms 以上のトーンを認識し、欧州の送信側仕様は自動送出のトーンと休止に 65 ms 以上を求めています。

結果の読み方

DTMF (Dual-Tone Multi-Frequency) トーンは、押しボタン式電話機のボタンを押したときに出る音です。ボタンごとに低群から 1 つ、高群から 1 つの周波数が同時に鳴り、電話システムが復号できる固有の組になります。 周波数のマトリックス: • 行の周波数 (低群): 697 Hz、770 Hz、852 Hz、941 Hz • 列の周波数 (高群): 1209 Hz、1336 Hz、1477 Hz、1633 Hz • ボタンはそれぞれ行の周波数 1 つと列の周波数 1 つを鳴らします • たとえば「5」を押すと 770 Hz と 1336 Hz が同時に鳴ります DTMF の規格: DTMF は 1960 年代にベル システム (のちの AT&T) が、ダイヤルパルスに代わる方式として開発しました。周波数は、どれも互いの倍音にならないように選ばれており、誤検出を防ぎます。周波数の割り当ては ITU-T Q.23 に定められ、受信の条件は電話網ごとに ITU-T Q.24 に記録されています。 A、B、C、D のキー (1633 Hz の列) は、優先接続の信号のためにもとの軍用仕様 (Autovon 網) に含まれていたもので、家庭用の電話機ではほとんど見かけません。 トーンの長さ: ITU-T Q.24 が挙げる受信器は 40 ミリ秒以上のトーンを認識します。最小の休止は電話網によって 30 から 70 ミリ秒です。多くの電話システムは、耳に心地よい 100~200 ms のトーンを使っています。

DTMF トーンのヒント

• このキーパッドはブラウザーの音声機能で本物の DTMF 信号を生成します。周波数は実際の電話機が出すものと同じなので、電話機のマイクの近くでスピーカーから鳴らせば、電話システム、IVR のメニュー、DTMF で起動する機器を動かせます。 • A、B、C、D のキーは DTMF の規格には含まれますが、一般の家庭用電話機にはありません。もともとは米軍の Autovon 網で呼の優先度を示すために使われました (A = Flash Override、B = Flash、C = Immediate、D = Priority)。現在はおもにアマチュア無線と一部の専用通信機器で見られます。 • DTMF トーンは必ず 2 つの周波数だけで構成されます。単一の音に聞こえる場合は、お使いの音響機器が両方の周波数をはっきり再生できていない可能性があります。音量を調整するか、より良いスピーカーかヘッドホンをお使いください。 • DTMF トーンは、アナログの電話の信号方式を学ぶ教材にもなります。二周波の方式がダイヤルパルス (ダイヤル式電話機) に取って代わったのは、速いうえに、加入者線の交換機だけでなく電話網の全体を通して伝送できるからです。 • DTMF のシーケンスを録音するときは、背景の雑音が少ない清浄な音声にしてください。DTMF のデコーダーは干渉に敏感で、周囲の雑音があると確実に検出できないことがあります。

実践例

例 1 — 電話番号のダイヤル シーケンス: 1-800-555-0199 鳴るトーン: 1: 697 Hz + 1209 Hz 8: 852 Hz + 1336 Hz 0: 941 Hz + 1336 Hz (0 ごとに繰り返し) 5: 770 Hz + 1336 Hz (5 ごとに繰り返し) 0: 941 Hz + 1336 Hz 1: 697 Hz + 1209 Hz 9: 852 Hz + 1477 Hz (9 ごとに繰り返し) 各トーンは約 100 ms 鳴り、トーンの間に 100 ms の休止が入ります。 例 2 — IVR の操作 (日本語は 1 を押してください) トーン: 1 を押すと 697 Hz + 1209 Hz が鳴ります IVR が確実に検出できるよう、トーンは 100 ms 以上鳴らしてください。 スピーカーから電話機に聞かせる場合は、スピーカーを送話口のマイクに近づけ、背景の雑音を抑えると正しく復号されます。

使い方

  1. 画面のキーパッドを押すか、キーボードの 0-9、*、#、A-D を押して DTMF トーンを鳴らしてください。
  2. 周波数の表示で、各キーの低群と高群の正確な周波数を確認してください。
  3. シーケンスの欄に電話番号を入力し、再生ボタンを押すとダイヤルの流れがすべて鳴ります。

計算方法

キーを押すたびに、ITU-T 勧告 Q.23 が定めるとおりに、行の周波数と列の周波数の 2 つの正弦波オシレーターが同時に動きます。キーパッド モードでは、ボタンを押している間だけトーンが鳴ります。シーケンス モードでは、1 桁ごとに設定した長さ (既定で 120 ms) だけ鳴り、桁の間に設定した間隔 (既定で 60 ms) が入ります。シーケンスの中のカンマは、より長い休止 (既定で 500 ms) を入れます。 Twist の調整は低群と高群のレベル差 (高群から低群を引いた値、このツールでは ±4 dB) を変え、レベルが揃わない信号をデコーダーがどう扱うかを試せるようにします。波形表示はアナライザー ノードを通して二周波の信号をリアルタイムに示します。WAV の書き出しはシーケンス全体をオフラインで生成し、44.1 kHz・16 ビット PCM で符号化します。 電話の可聴音 (発信音、話中音、呼出音、輻輳) は北米の Precise Tone Plan に従います。これらは別の周波数の組と別の断続の型を使います。たとえば話中音は 480 + 620 Hz を 0.5 秒オン・0.5 秒オフで繰り返します。音はすべてブラウザーの中でローカルに生成されます。

すべての計算はブラウザーの中で行われます。データがサーバーに送信されることはありません。

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よくある質問

DTMF とは何ですか?
DTMF (Dual-Tone Multi-Frequency) は、押しボタン式電話機が使う信号方式です。キーを押すたびに 2 つの正弦波が同時に送出されます。1 つは低群 (697、770、852、941 Hz のいずれか)、もう 1 つは高群 (1209、1336、1477、1633 Hz のいずれか) からの周波数です。この二周波の方式は 1960 年代にベル研究所で開発され、ITU-T 勧告 Q.23 で標準化されました。
A、B、C、D のキーは何のためにありますか?
A、B、C、D のキーは 4 列目の周波数 (1633 Hz) を使い、もとの DTMF 規格に含まれています。家庭用の電話機には 12 キー (0-9、*、#) しかありませんが、DTMF の規格そのものは 16 キーを定めています。A-D の列は軍用電話網 (AUTOVON)、一部の無線システム、優先接続のための電話網の信号に使われてきました。
キーボード ショートカットは使えますか?
使えます。物理キーボードの 0-9、*、#、A-D を押すと、対応する DTMF トーンが鳴ります。画面のボタンと同じように、キーを押している間だけ鳴り、離すと止まります。
DTMF はなぜ 1 つのキーに 2 つの周波数を使うのですか?
二周波の設計は、声や周囲の音による誤検出を防ぎます。人の声や音楽には DTMF の帯域 (697~1633 Hz) と一致する単独の周波数がよく含まれますが、特定の 2 つの周波数がちょうど適切なレベルで同時に含まれることはまれです。 行の周波数と列の周波数の両方が正しいレベルで届くことを条件にすることで、意図したキー操作と背景の雑音を確実に見分けられます。1960 年代にベル研究所が設計したこの方式はいまも十分に堅牢で、DTMF は世界の電話網で音声帯域内の信号方式の主役であり続けています。
このトーンで電話システムや IVR のメニューを操作できますか?
操作できます。このツールが鳴らすトーンは、DTMF 信号の国際的な基礎である ITU-T 勧告 Q.23 が定める周波数そのものです。電話機の送話口のマイクにスピーカーを近づけて DTMF トーンを鳴らすと、電話システムはそれをキー操作として解釈します。 この方法で、IVR (自動音声応答装置) のメニューをたどったり、暗証番号を入力したり、DTMF で起動する装置を動かしたりできます。確実に検出させるには、背景の雑音が少ない場所で音量を中程度にし、1 つのトーンを 100 ミリ秒以上鳴らしてください。
ダイヤルパルス方式はどうなったのですか?
ダイヤル式電話機はダイヤルパルスを使い、電話交換機へ電気パルスの列を送っていました。数字の 1 なら 1 回、2 なら 2 回、0 なら 10 回です。1 桁に約 1 秒かかって遅く、加入者線のループの中でしか使えませんでした。 1963 年に AT&T が商用化した DTMF によるダイヤルはこれより速く、長距離回線を含む電話網の全体を通して伝送できました。1990 年代には多くの電話網がトーン信号へ完全に移行し、ダイヤルパルスへの対応は段階的に終了しています。DTMF はいまも標準のままです。
DTMF トーンを音声ファイルとしてダウンロードできますか?
できます。ダイヤルの入力欄にシーケンスを入力し、ダウンロード ボタン (矢印のアイコン) を押すと WAV ファイルとして保存されます。音はブラウザーの中でローカルに、44.1 kHz・16 ビット PCM の品質で生成されます。ダウンロードの前に、詳細設定でトーンの長さ、間隔の長さ、Twist を調整できます。WAV ファイルには DTMF の周波数がそのまま入っているので、どの再生アプリでも鳴らせますし、電話システムのテストにも使えます。
この電話の可聴音 (発信音、話中音、呼出音) は何ですか?
いずれも北米の Precise Tone Plan が定める電話網の信号音です。発信音 (350 + 440 Hz、連続) は回線がダイヤルを受け付ける状態だと示します。話中音 (480 + 620 Hz、0.5 秒オン・0.5 秒オフ) は相手が話し中だと示します。呼出音 (440 + 480 Hz、2 秒オン・4 秒オフ) は相手の応答を待つ間に鳴ります。輻輳 (480 + 620 Hz、0.25 秒オン・0.25 秒オフ) は、電話網が呼を接続できないことを示す速い断続音です。
DTMF の Twist とは何ですか?
Twist とは、DTMF 信号の低群と高群のレベル差 (デシベル) です。受信側の基準は電話網ごとに異なります。ITU-T Q.24 が挙げる各国主管庁は 5~10 dB の差を許容し、欧州の送信側仕様 (ETSI ES 201 235-2) は高群のトーンを低群より 1~4 dB 強くすることを求めています。 電話回線は高い周波数を低い周波数より強く減衰させるため、多くの DTMF 送信器は正の Twist をかけ (高群を持ち上げ)、受信端で 2 つのトーンが近いレベルで届くようにします。このツールでは Twist を -4 から +4 dB まで動かせるので、レベル差のある信号をデコーダーがどう扱うかを試せます。
シーケンスの中のカンマは何をしますか?
シーケンスの入力欄にカンマを置くと、数字の間に休止 (既定で 500 ms) が入ります。外線用の 9 を押したあと 2 つめの発信音を待つ場合や、IVR の案内が終わってから内線番号を入れる場合のように、実際のダイヤルの流れを再現できます。休止の長さは詳細設定で 200 ms から 2000 ms まで変えられます。たとえば「9,5551234」は 9 をダイヤルし、休止を置いてから番号をダイヤルします。